アスベスト事前調査とは、建築物の解体や改修工事を行う際に必要なアスベスト含有有無の調査です。アスベスト事前調査の内容と流れは、以下のようになります。
お問い合わせ・見積もり依頼
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お客様のご要望や現場の状況をお伺いし、最適な調査プランと見積もりをご提案します。
書面調査
書面調査は、設計図書や竣工図等の書面を用いて行われます。
これらの書面は石綿等の使用状況に関する情報を網羅しているものではなく、また、必ずしも建築物の現状を現したものとは限らないことから、書面調査の結果を以て調査を終了せず、石綿等の使用状況を網羅的に把握するため、現地調査を行うことが必要です 。
建築物石綿含有調査における書面調査とは、現地調査の効率性を高めるだけでなく、調査対象建築物を理解することにより、石綿建材の把握漏れ防止につながるものです。
現地調査
現地調査は、建築物のうち解体や改修作業等を行う部分について、内装や下地等の内側等、外観からでは直接確認できない部分についても網羅して行われます 。
現地調査は、書面調査(目視、設計図書等による調査)と併せて行われます。書面調査は、現地調査の効率性を高めるだけでなく、調査対象建築物を理解することにより、石綿建材の把握漏れ防止につながるものであることから、これを省略すべきではありません。
建築物の石綿含有建材調査における現地調査とは、建築物の解体や改修作業等を行うことに伴う、石綿等による労働者の健康障害を防止するために行われるものです。
公的資料
(1) 基安化発 平成 30 年4月 20 日 都道府県労働局労働基準部長 殿.
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/dl/180420-01.pdf.
(2) 4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします~3 ….
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24148.html.
(3) 建築物石綿含有建材調査者 –
https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/investigator/
分析用試料採取
建築物石綿含有調査において、対象石綿の有無を確認するため、石綿調査の対象となる建物等から試料を採取します。
分析用試料採取は、建築物などの解体・改修工事を行う施工業者が、該当する工事で石綿含有有無の事前調査結果を労働基準監督署に報告することが義務づけられているものです。
公的資料
(1) 4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします~3 ….
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24148.html.
(2) アスベスト分析マニュアル – mhlw.go.jp.
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000201490.pdf.
(3) 基安化発 平成 30 年4月 20 日 都道府県労働局労働基準部長 殿.
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/dl/180420-01.pdf.
(4) 石綿調査算定要領 – 国土交通省中部地方整備局.
https://www.cbr.mlit.go.jp/yochibu/oshirase/pdf/05outline.pdf.
分析
偏光顕微鏡法、分散染色法などを用いて検体を定性分析します。
分析報告書を作成します。
事前調査報告書作成
建築物等の解体・改修工事を行う施工業者は、大気汚染防止法に基づき当該工事における石綿含有建材の有無の事前調査結果を都道府県等に報告することが義務づけられています。
当サービスにより作成した事前調査報告書をご活用ください。
公的資料
(1) 4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします ~3 ….
https://www.env.go.jp/press/110648.html.
(2) 4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします~3 ….
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24148.html.
(3) 石綿総合情報ポータルサイト – mhlw.go.jp.
https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/.